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見れば、絶対癖になる映画「パルプ・フィクション」

映画「パルプ・フィクション

概要

パルプ・フィクション [Blu-ray]

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パルプ・フィクション』(Pulp Fiction)は1994年アメリカ映画クエンティン・タランティーノ監督による作品である。

1994年のアカデミー賞では7部門にノミネートされ、そのうち脚本賞を受賞した。カンヌ国際映画祭ではパルム・ドールを受賞した。その他にも多くの賞を獲得した。

おおまかなストーリーとしてはひとつのマフィアの話となっており、その中にいる人間の短編ストーリーとなっているが、時間的な順序とは異なった流れで構成されている。

パルプ・フィクション - Wikipedia

 

最近は、タランティーノ監督の作品ばかり見ています。前から気になっていた、「パルプフィクション」を見たので感想を紹介します。

  

見た直後の印象

とにかく、演技がかっこいい!!!

 

もうこれに尽きます。内容とか、どうでもいいような気すらしちゃいます

 

もう誰が主役なのか、わからない

 

ジョントラボルタは、渋くてかっこいいし、サミュエルLジャクソンは、いつものギョロッとした目つきで高圧的!

 

ユマサーマンやブルースウィリスが、ストーリー上では脇役扱いされているところも面白い。

 

笑っていいのか、真剣に見なきゃいけないのか、よくわからないシーンが連発します。

 

「レザボアドックス」でも「ヘイトフルエイト」でも絶対でてきますよね、「美味しいコーヒーのシーン」。今回もあります!

 

そしてオープニングがずるい、あれは引き込まれちゃいます

 

感想

【ネタバレあり】

 

 

パルプフィクション」という名の通り、くだらない話の寄せ集めがテーマです。この表紙の、ユマサーマンが主人公なのかと思いきや、全然違いました。

 

パルプフィクション」の一番の見どころは、時間軸がバラバラな所。

 

とにかく頭を、ごちゃごちゃにさせられる

 

これでもかっ!ってくらい、わざと混乱させるような、作りになってます

 

最初のシーンが途中で途切れてオープニング、そして、時間が前後しながらも話が進んでいく。映画の最後で、最初のシーンとつながります。

 

最初は、「よくあるパターンかな」と思いました。

 

冒頭に崖っぷちのシーンが流れて、それからそのシーンに至るまでの説明。

 

そしてラストシーンで、最初の崖っぷちシーンに戻るあれですよね。

 

 

「あれ?おかしい・・」

 

「だって、あの人・・・・!」

 

 

ラストシーンまで見続けた時点で、騙されてしまっています。ラストシーンが、実際の時間軸の最後ではありませんでした。

 

映画の結末は、もうすでに見終えていたということです。

 

映画のラストシーンから、もう一周映画を見続けると、面白いほど関係性がわかってきます。このラストシーンを見る事で、一番不可解だった部分がスッキリしました。

 

ポケモンマスターになった後、「何度も外から見てきた、ハナダの洞窟」へやっと入り込み、ミューツーを捕まえる、まさにあの時の気分です。

 

1回目に見ていた時は、なんの意味もわからなかったシーンが、「こことつながってくるのか!」って気づきます。

 

それぞれの、短編ストーリーの登場人物は、他のストーリーでも少しだけ関係性があります。全部のストーリーが繋がっているわけではないけれど、少しづつ重ります。

 

1回だけより、絶対に2回目を見た方が楽しめる映画です。タランティーノ監督の割にはグロいシーンは少な目だったと思います。